2009年02月13日 23:52

頭痛外来

偏頭痛よ、こんにちは♪

思わずそんな歌を口ずさんでしまいそうな夜。

明日の天気が良くないことを知らせるその頭痛の蟲は、長年わたしの頭の中に巣くっている。


耐え兼ねて医者に相談したが、若い人によくある頭痛ですから大丈夫、と軽くあしらわれた。

大丈夫な範囲ならわざわざ会社を休んでまで病院へ出向かないし、もう若者、では
通らない年齢だということも自覚している。


不安げな表情のわたしに医者は言う。

とりあえず、MRIにでも入ってみましょうか?


とりあえず、でも何でもいいからこの頭痛を退治して……。


脳みそを輪切りにする機械は意味不明な音をたて続けた。

輪切りの費用は五千円。

けして安くはないが、安心を買うと思えば財布は痛まない。

なにしろ自分の頭に居る蟲がどんな奴なのかもわかってないのだから。


しかしMRIの結果は案の定、正常を示す。

医者は、ほらね?とでも言いたげに胸を張る。


頭痛は止まらない。


そして私は蟲がうごめき始めたのを感じると、やつらの動きを停止させる白い錠剤
(病院で痛み止めを処方してくれます)を口に勢い良く突っ込むのだった。


都心部には頭痛専用の「頭痛外来」なるものが誕生したらしい。

頭痛専門の医師が応対する為、内科や脳外科よりも詳しい検査が行われる。


頭痛は時に精神的な苛みから発生することがある。

事故の後遺症から発生することもある。

「頭痛外来」ならばこの頭痛の原因がわかるかもしれない。

・・・そんな、全ての頭痛持ちの人の救世主的存在である「頭痛外来」が

早く田舎町にも普及することを祈るばかりである。

雑穀米